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疑惑の真相 ― チャンドラー家の陰謀 (1)

この時期に暗い話題になってしまいますが、ずっと書かなければいけないと思っていた記事です。
もっと早くUPする予定だったんですが、先日のテレビ番組、『マイケル・ジャクソン 愛と哀しみの真実』と偶然にも重なってしまったので少しずらしました。マイケルへの誤解を解くというのがこのブログの第一の目的でもあるので、どうしても年内には一度書きたかったものです。
1993年の「児童性的虐待疑惑」に関する真実です。

この訴訟が、マイケルのその後の人生を大きく狂わせた最大の原因といっても過言ではないのです。
これは明らかにマイケルを標的にした「ゆすり」「恐喝」事件ですが、示談で解決してしまった為に「疑惑」を残す結果となってしまいました。しかし、真実は一つです。マイケルは、潔白であり、被害者なのです。
この訴訟に対して誤解を持っている方々に、是非その概要を知っていただき、真実を知ってほしいのです。
とても長くなりますが、読んでいただけたらありがたいです。



<マイケルを訴えた側:主な人物>
◆ジョーディー・チャンドラー
1993年にマイケルを性的虐待で訴えた少年。2000万ドル(1530万ドル)の和解金を受け取ったとされる。
◆母親 ジューン・チャンドラー
◆父親 エヴァン・チャンドラー 
93年よりもずっと以前に離婚していた。
◆デイビッド・シュワルツ 
ジューンの2番目の夫。
◆ロバート・シャピーロ弁護士
O.J.シンプソンの弁護士として名を馳せた有名弁護士。チャンドラー家は一流の犯罪弁護士から法的助言を受けており、マイケルから恐喝で訴えられた時にはシャピーロから指示を与えられていた。

※1993年、マイケルはチャンドラー家を恐喝のかどで反訴している。

※両親はそれぞれ和解金を受領しただけでなく、ジューンと当時再婚したばかりの夫、デイビッド・シュワルツも賠償金を求めて個別に訴訟を起こす決断をしていたことが明らかとなっている。

※マイケルはこの後、2005年、同様の容疑でアルビーゾ家により訴えられ、チャンドラー家の時の過ちを繰り返さないために刑事裁判での決着に臨んだ。その裁判の検察側の証人として、ジューンが出廷した。ジョーディーは出廷せず、代理人としてラリー・フェルドマン弁護士が立った。

※この訴訟で無理矢理証言させられたという息子ジョーディ・チャンドラーは、2005年8月5日に虐待されたとして父親を訴えた。

※2009年6月、マイケルの死後、米タブロイド紙に少年が「僕は父に嘘を言わされた。マイケルごめんなさい。」と語ったと掲載された。

※2009年11月初旬、少年の父親エヴァン・チャンドラーがアパートの管理人により、自宅のベットの上で死亡しているのが発見された。




1993年、マイケルにとって最初の地獄、「児童性的虐待疑惑」が持ち上がった。
13歳の少年ジョーディー・チャンドラーが、元父親エヴァン・チャンドラーの差し金によってマイケルを告発したのだ。
この民事訴訟でマイケル側は少年側に2000万ドル(1530万ドルともいわれる)を支払い和解することを選んだ。
(注:この和解金は、訴訟保険によって支払われたものであり、マイケル本人が支払ったわけではない。)

その判断が間違っていた事は、後にマイケル自身も『後悔している』と語っているように明らかだった。
世間一般の不信感を生み、後に同様の手口による訴訟を再び呼ぶことにも繋がってしまったというのが大方の見方だ。
なぜ、和解金など支払ってしまったのだろうか?

その前に、そもそも、チャンドラー家とマイケルの関係は?ということを簡単にまとめてみた。

マイケルとチャンドラー家との出会いは、ジューン・チャンドラーの2番目の夫デイビッド・シュワルツの経営する中古車専門のレンタカー会社だった。そのオフィスで偶然マイケルに出会ったチャンドラー夫妻は、息子のジョーディーを呼んでくるから待っていてほしいとマイケルに懇願し、対面させた。その時はわずか5分ほどの対面だったが、その後ジューンと二人の子供達はマイケルと親交を深めた。3人はキング・オブ・ポップと最高の時間を過ごしたのだ。

家族ぐるみのとても親しい付き合いをしていたという。ネバーランドに宿泊したり、反対にマイケルがチャンドラー家に何泊も宿泊したり、一緒に高級リゾートまで旅行したりという、信じられないような親密な関係が続いていた。
特にジョーディー少年は幼い頃からマイケルの大ファンだったこともあり、特別な友情関係だったとジューンは後に誇らしげに証言している。宿題を手伝ってもらったり一緒にゲームをしたりという、とても親しくフランクな付き合いを持っていたのだ。
たくさんのプレゼントに何でもある夢のような家、そして大好きなMJ。欲しいものが何でも手に入る、一家にとってはまさに夢のような日々だった。

ジューンが元夫のエヴァンにマイケルとの関係を話した際、エヴァンは『これでジョーディーは何の心配もなく一生暮らせる』と言ったという。つまりチャンドラー家はマイケル・ジャクソンから一生面倒を見てもらえる、という意味だ。
この時点で、マイケルの純粋な善意と友情の裏で、汚い大人の欲望がうごめいていた事は明らかだった。特にエヴァンの目はマイケルの巨額な財産のみに定められていたのだ。

その後、マイケルは、(特にエヴァンからの)執拗でエスカレートする要求に対して家族に疑念を抱き、関係を断つ。すると突然チャンドラー家は、子供が虐待を受けたとして訴訟を起こしたのだ。目的は金銭だ。元夫エヴァンはお金を欲しがっている、とジューンが語った記録も残っている。

※この時のエヴァンと、相談に行った弁護士との間で画策された陰謀が、その弁護士秘書によって暴露されている。
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「93年の冤罪-是非、翻訳本を!!」← この記事参照





2005年、アルビーゾ家とマイケルとの裁判で、検察側の証人として法廷に立ったジューンは、マイケルのことを「普通の人」と形容していた。スーパースターのイメージとはかけ離れた、驚くほど地に足の着いた人物だと。少年のようだとも言っていた。息子のジョーディーがマイケルと一緒に寝たいと言った時も、あの「大きな男の子の子供部屋」にはいつも多くの少年達が泊っていたから自分も泊りたかったのでしょう、マイケルが息子の傍にいることを問題に思ったことは「まったくない」と断言した。

法廷に立ったジューンの姿は美しくセレブな雰囲気を漂わせていたが、それらが全て93年の訴訟によりMJから受け取った和解金による空虚なものであり、彼女の証言の端々の食い違いや態度からも、MJが当時嵌められたということは明らかだったという。

また、この2005年のアルビーゾ家との裁判の中で、93年のチャンドラー家との訴訟にも関係のある人物が他にも検察側の証人として証言台に立った。
ネバーランドの元従業員二人だ。二人は、1993年~1994、チャンドラー家訴訟の際、大陪審の審問会や警察当局に対してジョーディー・チャンドラーの性的虐待について供述している人物だ。

マイケルの弁護人トム・メゼロウがこの二人に対し反対尋問を行った中でハッキリしたことは、この元従業員らがチャンドラーに対するマイケルの性的虐待を「見た」と証言したのは、いずれもそうすることによってマイケルから大金をせしめることができると判断したからだったという事実だ。

一人は、目撃したと主張しながらも、警察ではなく弁護士とタブロイド紙にアプローチしたような人物である。過去にマイケルの私物を盗み有罪だと判断され、マイケルに多額の賠償金を支払うように命じられたこともある。

もう一人は当初「見たこともない」「ネバーランドでは子供達と手を繋いでいる姿ぐらいしか見ていない」「マイケルは無罪だ」と主張していた。ところがその後、何人かの元従業員らと手を組み、マイケルの警備チームから嫌がらせを受けた等という理由で何百万ドルもの大金を得ようと画策し民事訴訟を起こした途端、証言を180度翻し、「目撃した」ことを「突然」思い出したのだ。
結局はマイケル側から対抗訴訟を起こされ敗訴し、詐欺行為・抑圧行為・悪意のある行為を働いたとして賠償金支払いを命じられている。

彼らは揃って、マイケルの情報をタブロイドに売ろうと「メディア・ブローカー」を雇い入れたり、私物を盗んでタブロイド紙に売ったりしたことで有罪になったような人物だ。そして同じように「お金」に困っていた。
そんな彼らの証言に信憑性などあるわけがない。

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こうして見ていくと、書いて行くのも嫌になるほど、いかにマイケルの周りにはお金と私欲に目が眩んだ人間ばかりだったかということがよくわかる。しかもこれはほんの一部に過ぎない。
マイケルに関する数えきれないほどの訴訟の記録を調べると、次から次へとお金の影が見えてくる。私利私欲、それらにまつわる恨み・つらみ、欺瞞の数々。
信じられない。地獄だ。こんなひどい世界でマイケルは闘い続けてきたのか…。

93年と05年の2つの少年虐待疑惑訴訟について、西寺郷太さんが著書の中でとても端的にまとめられていたので紹介したい。
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西寺さんは、日本では資料が少ないので、学生時代から長い間、英語の原文から一つ一つ丹念に様々な資料を読み続けたそうだ。例えその結果が自分にとっても悲しい答えに辿り着くとしても、本当のことが知りたいというただそれだけの気持ちで検証したという。
結果、『真相はあまりにも「空虚」でぼくはびっくりしました。』
2つの訴訟は、本当によく似たパターンでマイケルを訴えていた。

『とあるきっかけでマイケルと家族ぐるみで仲良くなり、マイケルは彼ら家族と過ごすことを楽しんだ。マイケルは物心両面にわたって求めるものを分け与えた。しかしある瞬間、その家族の要求がエスカレートすることにマイケルが疑念を抱き、関係を絶つ。すると、それに絶望し腹を立てた親が弁護士に相談。子供に偽証をさせ、マイケルの社会的地位や、人間としての尊厳、音楽家としての人生、そして彼らの一番の目的であるお金を奪うことを画策する(そしてメディアが、表面だけを追いかけて大騒ぎする!)』という話なのだ。

まったくその通りだ。そして、マイケルは無罪。何もやましいことなどないのだ。
しかし、結果的にはマイケルは精神的にも肉体的にも多くのダメージを負ってしまった。
目的は達せた、そう彼らは言うだろうか?満足だろうか?
いや、そんなはずはない。彼ら自身も晒し者になり、人生を台無しにしたことだろう。マイケルの名誉や、結局は命まで奪ってまで手に入れる価値のあるものなど、この世にあるはずがないのだ…。

いったい何の意味がある訴訟だったのだろう?あまりにもくだらなすぎる。そんな薄汚くくだらない欲望の渦に巻き込まれ、ズタズタにされ、深く傷ついてしまったマイケル。

今更、どうあっても、マイケルは帰って来てはくれない。



「疑惑の真相 ― チャンドラー家の陰謀 (2)」へ続く。




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