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「THIS IS IT」に、今思うこと - (1)

今から約1年前、2009/5/13、「THIS IS IT」公演のプロモーターAEGライヴのCEOランディー・フィリップスが、『TIIは芸術性と全費用の両方で新しい地平を切り拓くものだ』と語った。制作予算は2000万ドルを超え、22もの異なったセットが用いられるはずだった。

「THIS IS IT」― 果たせなかったマイケルのロンドン公演。
結果的に、マイケルの死という地獄のような哀しみと引き換えに、彼は永遠に忘れられることのない大切なラストメッセージを遺し、新たな多くのファンを今も世界中に増やし続けている。
亡くなったことで映画やDVDになり、より多くの人がマイケルの素晴らしさを知ることになり、そして未来へとそれは続いて行く。


そんなTIIの意味について、私は時々考える。
プロフェッショナルに徹したリハーサル映像。子供の頃から「天才」の名をほしいままにしてきた彼の真実の姿。
まさに凡人には到達できない神からの贈り物そのものである部分と、人並み以上の努力とストイシズム、完璧主義から生み出された美しさ。それもリハーサルなのに、だ。

多くの人が、彼の才能やそれを決してひけらかさない人間性、優しさに惹かれてファンになるのも当然のことで、本当にそれは嬉しいことであり、マイケルも喜んでいるに違いないと思う。


映画館では3回観た。毎回、あるシーンで泣いてしまった。
そしてDVD発売。映画にはなかったボーナス映像もあるということで、とても楽しみで、プレイヤーもないのにBlu-rayまで買った。

でも実を言うと、私はまだそれを家で一度も観ていない。観れないのだ。観る勇気がなかなか出ない、というか。
映画は…、なんだろう?映画館で他の人達と一緒に皆でマイケルに会って、たくさん悲しんでありがとうを言って、一緒に口ずさんだり体を揺らしたり。
あのTII祭りともいえる世界中が大きく盛り上がっていた雰囲気の中でだからこそ、観ることができたのかもしれない。
そのちょっとしたお祭り気分、というと語弊がありまくりだが、そんな、「みんなで渡れば怖くない」的な部分で、あの映画を観れたのかもしれないなんて思う。

一人になって、部屋でポツンとあの映画を観るのが怖い。才能に惚れ惚れして、相変わらず素敵だなと思って、で、その後に来るどうしようもない喪失感、寂しさ、悔しさを思うと、どうしてもためらってしまうのだ。

不思議なことに、過去のライヴ映像やSFはそこまで考えずに楽しめるのだが、どうしても、TIIやロンドンでの記者会見の映像は辛い。
オルテガ監督があの映画に取り組んできた思いも、価値も、よくわかっているつもりだ。それでもやっぱり、あの映画を観るのには特別な強さを必要とすることは確かだ。


この前、行きつけの店でマイケルが流れていた。店員と話をしていたらその若い彼女は、TIIを観てからものすごい勢いでマイケルの熱烈なファンになったのだと熱く語ってくれた。
ブログやネットを通しても、そういう新しいファンがたくさんいることを知り、私はいつもとても感動しているのだが、今一つよくわからない事がある。
なぜ、それほどまでに急激に熱狂的なマイケルファンになるのだろう(なってくれた、という方が近いのだが)ということだ。


こんなことを言うとおかしいと思われるだろうか?
ファン歴の長い私にとっても、TIIでのマイケルはもちろん文句なく素晴らしいし、今まで表に出なかったスタッフとの真剣なやり取りや謙虚さ、優しさという人間性も魅力的だし、色々あっても元気でカッコイイままのマイケルだったことにもとても感動もした。何より、大好きな音楽と共に過ごす時間が本当に幸せそうで、ずっとそれを出来なかった彼の環境を思う時、その笑顔に涙がこぼれた。

だが、あの時点でのマイケルは、歌にしてもダンスにしてもほとんど軽く合わせている段階だったし、本気のマイケルはあんなものじゃなくもっとスゴイんだし、ステージ上の演出にしてもまだ段取りを話し合っている最中のものだった。

それでもこれほどまでに多くの新しいファンが増えているということは、やっぱりそれほどマイケルは凄かったということなのだろうか?
驚いて衝撃を受けて、もっともっとマイケル・ジャクソンという人を知りたいという激しい衝動がこみあげてきたのだろうか?

彼の才能も魅力の全てももちろん承知で、その上で私にはそれがちょっとだけ不思議なのだ。嬉しい困惑なのだ。


やっぱり、マイケルという人は考えられる限界をいつも超えてくる人であり、全てが奇跡的・宇宙的な人だということなんだろうな。
そしてそれは何年ファンでいても驚かされる事実で、だからこそずっと好きでい続けられるんだと思う。

間違いなく、これから先もずっと彼はあらゆる記録を塗り替え、私達を驚かせ、喜ばせ続けてくれるに違いない。今もそうであるように。
マイケル・ジャクソンという大きな存在にとっては、「死」さえも、ほんの小さな通過点の一つだったのかもしれない。


TIIは、図らずもマイケルが最期に遺した大切な贈り物になった。
ここから生み出された多くのメッセージ ― 人間が大切にしなければいけないもの、今しなければいけないこと、 愛、優しさ、地球や未来の為に行動すること ― を思う時、マイケルはそれを今この時期に、私達に伝える為に、この世に遣わされた天使だったのかもしれないなんて本気で思う。

彼の死と強いメッセージの広がりとの関係性は、ただの偶然だったんだろうか?
先日来日したライオネルもそんなことを言っていたそうだ。『マイケルは天使だったのかもしれないと思う。』と。

マイケルには、そんな神秘的な考えを呼び起こしてしまう不思議な何かが、確かにある。




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14:21 | MJ&me - 日々のMJ語り | comments (8) | trackbacks (0) | edit | page top↑
「THIS IS IT」に、今思うこと - (2) | top | マイケルへの「ゆすり」に関する追記

Comments

# this is it
私も家でこの映画を見たのは唯一1回です。
それはそれは何故かenergyが必要でした。
やはり死と向き合うからでしょうか。それと同時に
あまりにも神がかったMJがそこにいるので不思議な気分に
なります。

しかし、この前も言いました通り、飛行機で観てから
再度、MJのメッセージを強く受け止めたのです。
おそらくthis is itには他のDVDにはない
とてつもない大きいメッセージが詰まっているのです。

そのメッセージが大きすぎるのでenergyが必要なんだなと
改めて思いました。
by: pal | 2010/05/12 16:36 | URL [編集] | page top↑
# 管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: | 2010/05/12 17:28 | URL [編集] | page top↑
# お久しぶりです☆
マイケルが空へ旅立ってからその魅力や素晴らしさを知った私も色々なことを考え、思いました。
10か月ほど経ちましたけれど、時間が経つほどに私の中でのマイケルの存在が「動」から「静」へ移っていくような、しっかりと息づいていきているのを感じています。
今まで感じたことのない感覚で、きっとこれからももっと特別な存在になっていくのだと思います。

なんだか記事とそれてしまって自分の想いばかり語ってしまいました;
sayuさんのブログを読ませて頂くといつも冷静な気持ちを取り戻せる気がします。
ありがとうございますi-260i-189
by: あっき | 2010/05/13 02:20 | URL [編集] | page top↑
# >palさん☆
こんにちは!

>メッセージが大きすぎるのでenergyが必要なんだなと

そうなんですねー。死と向き合うことと、メッセージと。それには相当なenergyが必要でした。マイケルは、自分では意識していなかったんだと思いますが、伝えたかった思いがビシバシ伝わってくるんですよね。不思議だなあと思います。神様がそうさせたのかなあ、最後に・・・。

私もそろそろ観ようと思います。気合いを入れて!前向きに捉えてマイケルに会いにいきます!マイケル~~☆

ありがとうございました!


by: sayu | 2010/05/13 19:53 | URL [編集] | page top↑
# >非公開さま☆
こんにちは!いつも楽しいお話をありがとうございます!

エピソード、使わせて頂いちゃいました♪もしもまずかったら教えてくださいね!
非公開ということなのであまり細かいお返事はできませんが、娘さんの行動が素晴らしすぎて、もう感動したり笑ったり焦ったりですよ!(笑)

あの曲はちょっとかもしれませんねー、難しそうだし。振り付けもw
でも、あっちの曲はとても良いと思いますよ!最高!!(代名詞ばかりw)

娘さんの勇気ある行動に拍手です!!そして、それをキッカケにどんどん仲間が増えてくれたら嬉しいなあ♪これからも「やり過ぎず」に精いっぱい愛を込めて頑張ってほしいとお伝えください!!

優しいお言葉にも感謝します。
ありがとうございました☆

by: sayu | 2010/05/13 20:00 | URL [編集] | page top↑
# >あっきさん☆
こんにちは!お元気そうでなによりです☆

>きっとこれからももっと特別な存在になっていく

素敵な言葉ですね。あっきさんのような方達の存在こそが、MJの未来を明るく切り拓いていってくれるんだと思うんです。
マイケルが遺してくれたものをこれからも大切に、育てていきたいですよね!

10か月かぁ・・・。短いような長いような・・・ですねー。
考えたくないなあ、現実的なことは・・・(涙)
天国ではきっと、時間なんて関係ないんでしょうけどね!

冷静な気持ち・・・ですか?(照)
ありがとうございます!!これからも愛を持ってがんばりますので、どうぞよろしくw


いつもありがとうございます♪

by: sayu | 2010/05/13 22:41 | URL [編集] | page top↑
# 管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: | 2010/05/15 00:19 | URL [編集] | page top↑
# >非公開さま☆
はじめまして。

興味深いお話をありがとうございました!
私も、そういう、目に見えない神秘的な世界を全く信じていないわけではないので、特にマイケルのような神がかり的な才能、あまりにも純粋な部分を想う時、そういうこともあるのかなあと考えたりします。

あの人ほど、「天使」という言葉が似合う大人っていませんよね!(笑)
そう言われても何の違和感もない。本当に特別な人だなあといつも思います。

来世というものがあって、そこでまた同じ時代に生まれることができたら・・・、考えただけで嬉しくて、涙が出そうになりました。素敵なお言葉に元気を頂けました!どうもありがとうございます。

これからもマイケルのメッセージを大切にして、たくさんの人にそれが伝わればいいなと思います。そして、マイケルが天国でいつも微笑んでくれていたら嬉しいですよね!

by: sayu | 2010/05/17 14:47 | URL [編集] | page top↑

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