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疑惑の真相 ― チャンドラー家の陰謀 (2)

「疑惑の真相 ― チャンドラー家の陰謀 (1)」の続き。
(2010/5/14 長すぎて携帯だと途中で切れてしまうので二つに分けました)


では、和解金の話に戻る。
マイケル側は、無実だというなら、なぜ和解金など支払ってしまったのだろうか?

先日放送されたテレビ番組の中でも、それに関する世間の反応が紹介されていた。マイケルが、当時テレビを通じて必死に自らの潔白を訴えたことがあった。その様子を見た米国民のほとんどは、マイケルの無実を確信したという。
ところが、その後まもなくマイケル側が約2000万ドルともいわれる多額の和解金を相手側に支払い、示談になったと報道されたのだ。結果、マイケルは世間の大きな不信感を買うことになってしまった。

上にも書いたが、その判断が間違っていた事は、後にマイケル自身も『後悔している』と語っているように明らかだった。
2005年、MJの弁護人となったトーマス・メゼロウ弁護士は、この件については、周りの助言が悪かったと考えていた。
マイケルは仕事仲間の意見を聞いていたが、彼らはマイケルが更に大金を稼ぐことにしか興味がなかったのだ。

当時マイケルが稼いでいた額に比べれば和解金の額はあまり大きなものではないと周囲は考えた。
チャンドラー家と裁判で争うことになれば、相当な時間がそれに奪われる。その間、マイケルは仕事ができなくなる。マイケルの周囲の誰もが、新しい音楽、ビデオ、商品を作ろうと画策していて、通常通り仕事をしてくれるよう願っていた。つまり、早く和解金を払ってこの件を終わらせ、マイケルにまた稼いでもらいたいという目先の利益のことしか頭になく、多額の和解金が世論に与える影響について全く考慮しなかったのだ。

友人であるエルトン・ジョンらは、『絶対に和解してはいけない。そんなことをしたら一生君は疑われ続けてしまう。また金目当てに訴えてくる連中も出てくるだろう。何年かかっても闘うんだ。』と忠告していた。ジャクソン家の家族も大方はそういう意見だったという。

しかし、マイケル自身がメディアへの猜疑心と恐怖心をかなり持っていた為に、一時でも早くこの件を終わらせ、忘れたかったし、早く仕事に戻りたかった。そうして、初めは頑なに拒んでいたマイケルだったが、とうとう和解金を支払って解決する道を選んでしまったのだ。
もちろん罪を認めたわけではない。「僕は不適切な事は何もしていない。名前と名誉を守る事だけにこのお金を支払う」と書かれた示談書を提出し、訴訟保険から金銭を支払ったのだった。

しかし、これは本当に大変大きな間違いだった。世間の多くは、これだけ多額の和解金を払ったということは、やはり「何かあったに違いない。」という印象を持ってしまい、随分高額な口止め料だ、とマイケルを揶揄したのだった。

実は私自身も、当時このニュースを聞いた時には信じられない思いでいっぱいだった。2000万ドルといえば約20億円。いくらマイケルの仕事で得られる金額に比べれば大したことないと言われても、普通の感覚では何もないのにそんなに支払うなんて理解できないことだ。

マイケルを信じている、彼の言葉を疑いたくないと心の中では思ってはいても、なぜ多額の和解金など支払うのだろうと疑問だった。大ファンである私でさえそうだったのだ。世間の人々が、メディアの大げさなバッシング抜きでも、マイケルに対して疑惑の目を向けてしまうことは避けられない結果を招いてしまったという、非常に残念な決断だったと思ってしまうのだ。





最後に。
二つの少年虐待疑惑に関する本を読んだり、色々と調べる中で私が不思議に思ったのは、なぜマイケルのような世界的スーパースターが、何の縁もないただの自分のファンだという一般市民の家族とここまで懇意にしてしまったのか、という点だ。
そのあまりにも人を信用しすぎた無防備さが、2度に渡る大きな訴訟の引き金になってしまった部分はどうしても否めないと感じたのだ。

マイケルが、それほど無防備に人を信じてまで心の奥底から望んでいたものは何だったのか?
何故そんな無防備な行動をとってしまったのだろうか?
それは。
― マイケルが真の友人を必要としていた極めて孤独な人物であるからだ。―
2005年、アルビーゾ家との裁判の法廷で、マイケルの弁護人トーマス・メゼロウは、証人に立ったジューン・チャンドラーに確認したのだった。

マイケルは、『普通に接してくれる家族がほしい。』とジューンに言った。
『他人行儀は嫌だ。』『信用してほしい。』と。

この証言を聞いた時、私の胸は張り裂けそうに痛んだ。
マイケルはずっと昔から『自分は孤独だ』と語っていた。本当の友達が欲しい、自分がマイケル・ジャクソンだということを全く気にしないで普通に楽しく話ができる友達が欲しい、夜中に外に出て、話し相手を探して歩いたこともある、と言っていたマイケル。
どれだけの孤独を抱えながら、何十年もの間、スーパースターとしての栄光と隣り合わせにある孤独と闘ってきたのだろう?

突飛で危険だと思われるような関係ではあっても、それが唯一、世界一のスーパースターにとって真の友達を得られる方法だったのか。そう考えると、私は涙を抑えることができない。
この人は、私達に大きな夢と希望を与えてくれた陰で、どれだけ大きなものを犠牲にして生きてきたのだろう。
どれだけ深い孤独や悲しみと闘ってきたのだろう。
しかも、そうしてやっと出会えた心を許せる相手、真の「友達」だと信じていた家族に、2度も裏切られたのだ―。



私は、マイケルを信じることができた。それはずっと彼を見てきたからだ。彼の行動、考え方、優しさ、純粋さ、無邪気さを知っていたからだ。

その後、色々な情報から真相は明らかになったが、未だ真実を知らない人が多いことはとても残念でならない。
先日のテレビ番組や、例えばこのブログがきっかけでもいいから、どうか多くの人がマイケルの心の声に耳を傾けてくれ、彼の真の姿を知ってくれたらと心から願う。


ここに、トーマス・メゼロウ弁護士の言葉を紹介します。マイケルにかけられた根拠のない容疑を、何故そうまでして世間の人々が信じたがるのか理解できないと言っています。

『私にはまるで理由がわからない。彼のような人物と知り合ったのは間違いなくはじめてだ。彼は誰に対しても非常に親切で思いやりがあり、仕事がしやすかった。ただ、彼は親切にすべきでない人々に対しても親切にしすぎたんだ。』


敬愛するMJに、愛と感謝を込めて。
長い文章、最後まで読んでくださってありがとうございます。感謝します。

◆MJに対する誤解を失くす為に、今後も同様の類の記事の追記、追加を予定しています。
家族、友人、関係者の言葉を通して、更にマイケルの人間性と真実が見えてくるものがまだまだたくさんあります。



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