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Innocent - 法の欺瞞と偏向報道

不正行為を行ったことに気づいている人は全て、自らの罪を悔いて、勇気を持って名乗り出て真実を話してほしい。それが私の祈りである。真実を話すことによってのみ、人の心は自由になるだろう。
― ジェラルディン・ヒューズ



マイケル・ジャクソンの私生活を10年以上(93年~2005年=2度の疑惑騒動の期間)モニターした結果「性的虐待」の加害者とみなす証拠は、何ひとつ見つからなかった。
― FBI
(2009年12月、マイケル亡き後にしぶしぶ発表)



「望むものをマイケル・ジャクソンから得られなかった場合、彼を破滅させるマスタープランは出来ている。」
- エヴァン・チャンドラー


救済 マイケル・ジャクソン 児童性的虐待疑惑(1993年)の真相 (ALL THAT’S MJ)救済 マイケル・ジャクソン 児童性的虐待疑惑(1993年)の真相 (ALL THAT’S MJ)
(2011/01/13)
ジェラルディン・ヒューズ

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既に何度か紹介してきたこの本。
マイケルの死亡に関する裁判が近付いている今、彼の人生に陰を落とした根本原因ともいえるこの93年の騒動の真相と、彼を生涯取り巻いていた金と欲の恐ろしさをもう一度知ってほしいと思うので紹介させてください。

マイケルは無実です。恐喝の被害者だったのです。
しかしその事実をきちんと伝えるマスコミは、いまだにほとんどありません。

そのことを是非知っていてほしいと思います。




― 「マイケル・ジャクソンからお金をゆする為の陰謀」の一部始終を目撃した著者は、その情報をマイケル側の担当調査官に渡した。しかし、マイケル側弁護士の変更に伴い、この民事訴訟は和解という形で終結した為、これらの情報が公になることはなかった。
「このままでは、マイケル・ジャクソンは人々の心の中で『有罪』の烙印を押されたままになってしまう」
「この訴訟がなぜ和解という道を取らざるを得なかったのか、その理由を多くの方に知ってほしい」との強い思いから本書を世に送り出すことにした。― 本書より。


私が何よりも怒りと恐ろしさを感じたのが、検察や警察の不公平な捜査だ。
サンタバーバラ地区首席検事トーマス・スネドン、ロサンゼルス地区首席検事ギル・ガルセッティ。2人の検事は別々に捜査を開始。13ヶ月間、何百万ドルともいわれる血税を注ぎ込んでまで精力的に捜査を続けた。

しかし、マイケルの不適切行為に関して何ひとつ証拠を見つけることも、証人を見つけることも出来なかった。
少年本人も証言を拒否した為、性的虐待ケースでは若年者の証言を必要としなくてもよいようにカリフォルニア州法を変えようと試みることまでした。

一方、マイケル側は当然チャンドラー側を恐喝容疑で訴えたのだが、その捜査の力の入れ具合は明らかに違っていた。マイケルの時のように国外まで調査に行くような執拗さなどまったくなく、その地区を簡単に調べただけで捜査を中止。

「もし恐喝容疑の捜査が、児童性的虐待疑惑の捜査と同じように徹底して行われていたならば、すでに公の知るところとなっていたはずであり、私がこの本を書くようなことはなかっただろう。」
― 著者



こんなことがあっていいのだろうか?
私達が信頼を置くべき機関や法に携わる人々が、自分の欲や名誉の為に動いていたのか?
明らかに「差別」と思われるような行為を自らがしていたのか?

13歳の「白人」少年が「黒人」成人のマイケルについて述べた言葉が重視され、マイケルの憲法上の全ての権利が否定され、他の判例が無視された。著者はこれに関して、「アメリカ(白人社会)の黒い正義」と呼ぶ人もいる、と書いている。

司法って何なのだろう?裁判は誰の為にあるのだろう?真実とは何なのだろう?


結局、この騒動は最終的には和解金により決着することになる。
2000万ドルとも言われている金額が保険会社から支払われた。
「一切の不適切行為をしていない」と明記され、(不適切行為があったと判断すれば保険会社は支払いを拒否しただろう)この金額は精神的苦痛を与えたことに対する損害賠償とされているといわれる。
この精神的苦痛というのは、チャンドラーが息子と過ごす時間をマイケル・ジャクソンによって奪われたという主張によるもので、これに関してのみマイケルは認めざるを得なかったようだ。

電話テープも含め、マイケル側はチャンドラーとロスマンの有罪を示す証拠を収集しており、裁判に持ち込めばマイケル側が勝訴しただろうが、大切なプライベートを早く取り戻すことを考え和解の方向へ進んで行ったのだ。
和解後、マイケル側の恐喝容疑の訴えも取り下げられた。

マイケルの容疑に関する捜査は正式に終結されることなく、その代わり6年間の出訴期限が切れるまでそのままオープンにしておくと宣言し、時効を迎えた。 ← これはとても卑劣なやり方だと思う。間違いを認めたくなかったからか?
このせいでマイケルは今も尚、一部の何も知らない人達からグレイな扱いを受けているのだ。


そしてもう一つ、この騒動の大きな鍵を握っていたのがメディアの明らかな偏向報道だ。
性犯罪者、変人マイケル…、こんな言葉ばかりが世界を駆け巡る中、マイケル側が恐喝で訴えていたこと、チャンドラー側が行った恐喝のたくさんの証拠、マイケルの虐待の証拠は何ひとつ見つからなかったことなどはほとんど報道されなかった。扱いの大きさがあまりにも違った。

それ故、真相を何も知らず、いまだにマイケルに疑惑の目を向ける人々がいる。
そういう疑惑を晴らす為にも、マイケルの名誉を守る為にも、恐喝の裏側の目撃者である著者の祈りを込めたこの本の意義はとても大きい。

本を読んで改めて感じたのが、あきれるほど単純でわかりやすい詐欺行為が行われていたという事実への驚きと怒りだ。本当にバカらしくなる位くだらない人間達のお金目当ての罠だった。

それなのに、被害者であったマイケルへの誤解を証明するのがなぜこんなにも大変なのか。
2005年の裁判もそうだったが、こんなに単純な詐欺・恐喝なのに、なぜあそこまでマイケルを苦しめるほどの大げさな事件になったのか、マイケルが疑われる側にされてしまったのか、そしてなぜいまだにマイケルを疑いの目で見る人達がいるのか。
本当に悔しくて情けなくてたまらない。理不尽にもほどがある。


あんなくだらない奴らの欲と嫉妬と名誉欲のせいで、マイケルは…。
この騒動がなければ、マイケルは今も生きていた。私はそう思っている。

マイケルを苦しめた、欲だらけの吸血鬼達。
法の欺瞞行為。
そしてメディアのあからさまな偏向報道。
この卑劣さを是非多くの人に知ってほしい。
マイケルのような犠牲者を、二度と出さない為にも。


**********


勇気を持ってこの本を出版してくださった著者・ジェラルディン・ヒューズ氏、そして、多くの困難を乗り越え、愛と情熱を持って邦訳本を出版してくださったメディカルパースペクティブス社の皆さんには、改めて感謝と敬意を捧げます。
本当にありがとうございました。


興味を持って本を手にとってくれる人がどれだけいるのかはわかりません。
こういう類の本は、それほど爆発的に売れるということはないのかもしれません。

でも、何十年、何百年か後、もう私達がこの世にいなくなった時、「マイケル・ジャクソン」という偉大なる天才の名前と名誉を守る為に、この本には彼に寄り添っていてほしいと思います。
マイケルの無実を知らなかった人に、真実を教える為に。

マイケルとマイケルファンにとって、違う面における大切な物の一つに違いありません。

1人でも多くの人に、マイケルへの誤解を解いてほしい。
そして、純粋に子供達や弱者を愛した無邪気なマイケルの優しい素顔が、歪められることなく伝わることを願っています。


R.I.P. Michael.
We love you forever...





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12:47 | struggle-誤解・冤罪・裁判 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Why? 嘘だと決めつける? | top | 憧れ・目標 = Our King "Michael Jackson"

Comments

# 有名人というだけでなぜこのような理不尽なことがまかりとおるのか?
マスメディアは本当におそろしいですね。正義でもなんでもないのに正義の振りして人の人生に引導をわたしてしまう。
興味を引くことにはとびついて報道し、自分たちのまちがいについてはまったく報道しない。おかしいですよ。怒りをおぼえます。
メディアも大衆も別に正義ではない。なのに数や威力に任せてさわぎたてる。メディアは自分たちの威力をしってるからたちがわるいですよ。そして誰も責任をとろうとしない。
マイケルの気持ちをおもうとやりきれないですね。マイケルはマイケルのことをわかってくれる人が身近にいたんだろうか?頂点をきわめるかわりに個人的な幸福がなかったのだとしたらつらいですね。
東方神起もそうですがマイケルにしてもお金というのは本当に怖いものだなとあらためてまなびました。お金の前できずなは本当にもろいものなんだな。やるせないです。救いはマイケルのすばらしい遺産(作品群)ですね。
by: toriko | 2011/03/05 22:23 | URL [編集] | page top↑
# 正義とは…
アメリカでは裁判をまるでショーのように興味本位で報道するケースがよくありますね。
シンプソン裁判とか…
ハリウッド的要素を徹底的に排除したのがメゼロウ弁護士の手腕の凄さでした。
法を物差しにして一つ一つ事実を検証していく作業はもどかしく、時に理不尽に思えます。
必ずしも社会正義や市民感覚に沿った結末を迎えるとは限らない…
でも正義を実現したのは結局、マイケルの人柄への深い信頼だった。
人が人を信じること。
信頼が正義を実現した奇跡のようなこの真実はもっと広く知られるべきだと思います。
by: るにるに | 2011/03/06 00:36 | URL [編集] | page top↑
# Re: torikoさん☆
> torikoさん
こんにちは!そうなんです、どんなにスーパースターであっても1人の同じ人間。そのことを忘れてるのか?って言いたいです。
メディアに対する信頼はとっくの昔に失いましたよ。絶対に利害関係が絡んでるんですよ。
だから自分達に有利な情報しか流さないんでしょうね。そのことを私達はよーく肝に銘じて、さまざまな事を判断しないといけないですね。

多数派が正義になってしまうことが怖いです。それで傷付く人がいることなんてお構いなしなんだから。
情報に踊らされないように、1人1人が冷静な賢い目を持たなければいけないなと思います。

マイケルは・・・、スーパースターの地位と引き換えにたくさんのものを失ったと思います。
でも、敵ばかりではなく、ちゃんと彼のことを愛し守ってくれた人はいましたよ。家族でさえ心から信頼できなかったと言われていますが、ママや3人の子供達、そして何人かの親友は、最後までマイケルを愛してくれていたと信じます。辛いことの方が多かったかもしれないけど、最後まで他者への愛や平和を願う心を失わなかったマイケルを、私は心から尊敬します。

お金が人間を変えてしまうっていうのは、嫌な真実ですね…;;
お金はたしかに大切だけど、それが第一っていうのは寂しいことです。
そんな人が人に感動を与えられるはずないですもんね。


by: sayu | 2011/03/07 09:54 | URL [編集] | page top↑
# Re: るにるにさん☆
> るにるにさん
こんにちは!
ほんと、日本とはそういうところが違うなあと思います。映画のワンシーンかのようなお祭り騒ぎだったりして。だから、有名人の裁判を担当する弁護士や検事は余計に、自分の名前や顔を売ることに必死になって、どんな手を使ってでも勝とうとするような面があるんですよね。そういうことでは真実は埋もれてしまうし、公正な判断なんかできないんじゃないかって心配になります。
現にマイケルの訴訟は全て、そういう余計な欲にまでまみれてしまっていたせいで、こんな不条理な思いを残すことになってしまったんですからね。

そんな中、メゼロウ弁護士の姿勢は素晴らしかったです。
人間性と手腕。そして、おっしゃる通り、マイケルの人柄への信頼。
当たり前の正義がまかり通らないのだとしたら、私達はいったい何を信じればいいのかと暗澹たる気持ちにもなりますが、この裁判が正しく行われたことはマイケルにとってとても大きな救いになったと思います。

そうじゃなきゃいけませんよね。
信じることをあきらめないようにしなければ!
あ、思い出しました!マイケルとユノ、共通の名言。

『自分で自分を信じなかったら、誰が信じてくれる?』

自分は間違っていない。自分ならできる。そういうプライドと意志の強さが奇跡を呼び起こすんじゃないでしょうかねー。
ユノも色々なことに負けないで、もっともっと輝き続けてほしいなと思います!
by: sayu | 2011/03/07 10:14 | URL [編集] | page top↑

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